熊本県立大学 文学部 英語英米文学科

お知らせ英語英米文学科ではこんな活動をしています!

挨拶

Hello, everyone, and welcome to the “Eibun” website. Please take a look around. At Eibun, students learn about the world around us through English. While improving your English skills and learning to communicate in English, you will learn about language, literature, and culture.

An important part of being a university student is having questions. We all hope you will find your own interests and questions and attempt to answer them during your time at university.

Coming from the UK, I personally am very happy to meet students who want to deepen their knowledge of my language and improve their communication skills, and perhaps act as a bridge in future between nations, companies, or other organizations.

Richard Lavin
Chair, Department of English Language & Literature

高度な英語力・コミュニケーション能力を身につけます!

英語英米文学科新カリキュラム(2021年度〜)

世界について英語で学び、自己について英語で学ぶ

英語英米文学科が新カリキュラムで目指すのは、専門領域と英語運用能力の融合による「世界に伸びる」英語力です。

表:英語英米文学科新カリキュラム
図:3つのS(SCL, SCT, SCS)

こんなことが学べます!

英語学

英語学分野では、言語学の知見を踏まえて英語の語彙、音韻、文法、意味、談話、情報構造、スタイルなどについて学び、現代英語の理解を深めます。また、英語と日本語を対照させながら、人間の認知と言語の関係を探求します。

英文学

英文学分野では、イギリスの文化・歴史・社会・思想などを踏まえて、1000年以上に及ぶイギリスの文学、とりわけ、シェイクスピアからジェイン・オースティンやディケンズを経て、ノーベル賞詩人シェイマス・ヒーニーまでを具体的に学びます。

英語教育

英語をはじめとして、言語(外国語)をどのようにしたら効率よく身につけていけるのかを考える分野です。英語教授法・コンピュータを用いた語学学習・学習者に視点を置いた第二言語習得など幅広い領域です。

米文学

米文学分野では、小説、戯曲、詩などを精読し、作品そのものだけでなく、文学作品と思想・歴史・文化・社会等との関連を見たり、時には、取り上げた作品に関する文献なども使用して、作品や文学への理解を深めます。

人文学

人文学分野は、英語学・英米文学・英語教育などの知識、比較や総合といった知見に立って、異文化コミュニケーション、言語学、比較文学、心理学、様々な文学・文化の領域に広く展開し、多角的に研究する分野です。

日本語教育

所定の単位数の科目を履修することで「日本語教員養成課程(副専攻)」をとることが可能です。

国際交流

留学

英語英米文学科ではStudying Abroadという選択必修科目を設定しています。(2022年度入学生より適用、1年後期から4年後期までの期間で選択可。2021年度以前の入学生はこの科目は履修できませんが、個人的な留学については大学がSAFと協定を結んでいるため、随時留学可能です。)

協定校であるモンタナ州立大学ビリングス校への留学、そしてSAF (Study Abroad Foundation) のプログラム参加による留学については、その内容により最大4単位まで同科目の単位認定を行います。(詳しくはシラバス参照。オンライン留学も含みます)

卒業後の進路

英語運用能力を生かし、中学校・高等学校の教員や外資系企業、旅行代理店、航空会社、ホテルなどのサービス業のほか、様々な分野での活躍が期待されます。通訳や翻訳の仕事に進むことができます。もちろん大学院への進学も可能です。

業種別就職状況(2022年度)

英語英米文学科:業種別就職状況(2022年度)

主な進路一覧(2020~2022年度)

就職

【建設】松栄パナホーム
【製造】再春館製薬所、平田機工、堀場エステック、リョーユーパン
【運輸】日本郵便
【情報通信】KIS、KKTイノベート、アドバンサー、イセス、九州デジタルソリューションズ、ヴィップシステム、熊本日日新聞社、ジャパンネットワークグループ、日本テレメッセージ、楽天グループ
【卸小売】青山商事、アンドチル、イオン九州、エバーライフ、コスモス薬品、コム・デ・ギャルソン、住商ファーマインターナショナル、鶴屋百貨店、ハウディ、富士薬品、フレイン、丸菱ホールディングス、リコージャパン、ローソン、ワールドストアパートナーズ
【金融保険】熊本銀行、熊本信用金庫、熊本第一信用金庫、第一生命保険、肥後銀行、三井住友信託銀行
【医療福祉】社会福祉法人恩賜財団済生会熊本病院
【不動産】コスギ不動産
【サービス】アールエスエス、キューネット、共栄総合サービス、熊本ホテルキャッスル、翼、西鉄エアサービス、富士フイルムビジネスイノベーションジャパン、ラウンドワン
【教育】アイトップス、英進館、大分県教育委員会、学校法人大阪YMCA、熊本学園大学附属高等学校・中学校、熊本国府高等学校、熊本大学、公立大学法人熊本県立大学、熊本県教育委員会、佐賀県教育委員会、ベルリッツ・ジャパン
【市町村】宇城市、熊本市
【国】鹿児島地方法務局、熊本労働局

進学

熊本大学社会文化学教育部文化学専攻英語教育専門職コース、熊本県立大学大学院文学研究科英語英米文学専攻、CPA会計学院

卒業生からのメッセージ

草野 太一さん

【勤務先】
熊本日日新聞社
2023年3月
文学部英語英米文学科卒業

草野 太一さん
(熊本県立阿蘇中央高等学校出身)

私は入学当時、英語教員を目指していたので「英語教育」に関心がありましたが、入学してすぐに英語の分野の広さに驚きます。「英語科教育法」「音声学」「英語史」「英米文学」「異文化コミュニケーション」等、履修した授業をぱっと思い出すだけでもこんなにあるのです。思い返すと、高校時代に触れていた英語という科目がいかに限定的なものだったかを痛感します。

入学してからは自分の知らなかった英語の世界にわくわくしたのを覚えています。社会や歴史、思想や文化を知ってから読む小説や文学作品は作者の意図がより深く見えます。異文化を知ることで世界にはこんな考え方をする人がいるのかと驚いたり、自分の視野の狭さを実感したりすることもあります。英語を通して、さまざまな事象に対して本質を見極めようとする「批判的思考(クリティカルシンキング)」の重要性を学ぶことができます。

私は今、新聞記者をしています。前述した「批判的思考」が不可欠な仕事です。熊本県は今まさに変化の途中。県内地域によって抱える問題も様々です。これから、県民の様々な声に反応しながら、世界から熊本がどう見えているのか、県を多角的に見ていかなければなりません。これから入学・受験される皆様はぜひ、見える世界を広く、多角的に捉えられる視野を身に付け、世界と日本をつなぐ架け橋になってほしいと思います。

村手 愛さん

【勤務先】
福岡出入国在留管理局
2019年3月
文学部英語英米文学科卒業

村手 愛さん
(熊本県立第二高等学校出身)

英語をもっと学びたい!教員免許を取得できるということで、本学科に進学しました。

1・2年次では英文法から文学など幅広く英語について学び、3・4年次では興味のある分野を選択し、専門的に学ぶことができます。プレゼンテーションやディスカッションの授業も多く、より実践的な英語力やスキルを身に付けることができました。

入学当初は英語を学びたいと漠然な思いでしたが、在学中、英語について幅広く学び、国際交流や留学を経験し、異なる文化や価値観に触れることで、英語力だけではなく、自らの視野や可能性を広げる良い機会となりました。

現在、私は法務省の福岡出入国在留管理局で外国人との共生社会の実現に向けた新しい取組みを行う業務に携わっています。様々な立場や考えを持つ方々と協力し合う機会が多く、視野を広く持ち、多方面から物事を考えることが大切だと実感しております。

日々新しい発見があり、勉強の毎日ですが、学生生活を通して経験したことが今の自分の大きな基礎となっています。これからもチャレンジすることが今の自分の大きな基礎となっています。これからもチャレンジする姿勢を大切に進んでいきたいと思います。

ぜひ皆さんも県大生活を通して、新たな自分を発見し、良い出会いをたくさん作ってください!

岩下 百花さん

【勤務先】
テーマパーク
2019年3月
文学部英語英米文学科卒業

岩下 百花さん
(熊本県立第二高等学校出身)

「英語」という言語をより深く学び、より実践的な英語力を身につけたい!このような思いから、私は本学科への進学を決めました。決め手は、本学が国際交流活動を積極的に推進している点。そして何より語学力向上を目的とした実践性の高い教育カリキュラム。英語を学習するだけでなく、英語を使う環境を求めていた私にとっては非常に魅力的な学科でした。

私が本学科を通して、特に自分の成長に繋がったと実感できたのが、英語でのプレゼンテーションやディスカッションを中心とした授業です。高校までの知識を活かし、テーマに沿って自ら思考し、新しい知識も入れつつ、自ら発言する、これを繰り返すことで、より実践的な英語力を身につけることができました。また、本学科の国際交流活動としては、ヨーロッパや東アジアの方々との異文化交流や、留学生の方々との活発な意見交換の場などが印象的でした。私はこれらの活動を通して、自分自身の視野や学びの幅を大きく広げることができ、またその経験が今の自分の大きな原動力ともなっています。

私は現在、以前より憧れていたレジャー系の会社で、毎日様々な人と関わりながら働いています。日々新しいことの連続ですが、本学科で培った自ら学び自ら行動するという姿勢が大きく活かされていると感じています。これからもその姿勢を持ち続け、常に新しい挑戦をし続けていきたいと考えています。

英語英米文学科の教員は私たちです!(教員一覧)

石井 佳世

ISHII Kayo

教育心理学

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写真:石井 佳世

原 紘子

HARA Hiroko

英語・異文化コミュニケーション

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写真:原 紘子

萱嶋 崇

KAYASHIMA Takashi

英語学
言語学
対照言語学

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写真:萱嶋 崇

村尾 治彦

MURAO Haruhiko

認知言語学

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写真:村尾 治彦

武上 富美

TAKEGAMI Fumi

英語教育

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写真:武上 富美

吉井 誠

YOSHII Makoto

第二言語習得

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写真:吉井 誠

田中 和也

TANAKA Kazuya

英語文学

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写真:田中 和也

吉田 希依

YOSHIDA Kei

英語文学

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写真:吉田 希依

難波 美和子

NAMBA Miwako

比較文学

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写真:難波 美和子

レイヴィン
リチャード

Richard S. LAVIN

コンピュータ支援英語教育

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写真:レイヴィン・リチャード

西本 陽一

NISHIMOTO Yoichi

地域研究ならびに地域社会学
(もやいすと)

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写真:西本 陽一

ELLA

ELLA(English Language and Literature Association)とは熊本県立大学英語英文学会という教員・在学生・卒業生を会員とする学会組織です。新入生歓迎会、定期総会、卒業論文・修士論文発表会、クリスマス会、送別会やその他学生の自主活動(子供たちへの英語絵本読み聞かせ、英語学習サークルなど)の助成などを行い、在学生間の親睦を深めるとともに、教員・卒業生との交流を図っています。

SNS

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